鉄道ビジネス、実は今がアツい!? 英仏海峡トンネルに「2社目参入」の動き “飛行機離れ”で追い風満帆

ドーヴァー海峡の海底トンネルを抜けて英仏を結ぶ鉄道路線へ、「ユーロスター」につづく2つ目の鉄道会社が参入するとの動きがあります。開業から30年経過し、なぜ今このような動きが起きているのでしょうか。

今こそ「鉄道はビッグチャンス」となっているワケ

 発生した巨人の「隙間」に楔を打ち込んできたライバルが、鉄道とバスの運行大手の英モビコ(旧ナショナル・エクスプレス)などです。モビコなどが画策する新しい高速鉄道「エボリン」の運航開始は、早ければ2025年にも実現すると英ファイナンシャル・タイムズは報じています。

 実は、ライバル出現は今回が初めてのことではありません。スペイン国鉄であったり、英仏海峡トンネルの設備運営側の会社「ゲットリンク」など、ユーロスターに挑戦状を叩きつけようとしていると噂された企業は過去にも多々ありました。ドイツ国鉄に至ってはロンドンのセント・パンクラス駅(英国側ターミナル駅)に試験運転の車両を持ってくるほどの本気度でしたが、結局実現しなかった過去があります。

 そのように「第2のユーロスター」が企画倒れに終わった理由は、航空会社の格安チケットとの競争に鉄道が敗れてきたからでした。ところが、世界的に脱炭素が叫ばれる昨今。欧州では飛行機での旅は急に旗色が悪くなり、短・中距離移動には「飛行機よりも鉄道を使おう」という働きかけが市民権を得てきました。持続可能な生活スタイルを追求する活動に後押しされて「鉄道熱」が上昇中なのです。

 例えばその「鉄道熱」をうけて、今年5月には新たな国際寝台列車が誕生し、話題になりました。ベルギーのブリュッセルとドイツ・ベルリンを結ぶ「ヨーロピアン・スリーパー」です。

【画像】えっ…!これが日本製の「イギリス新幹線」です

最新記事

コメント

1件のコメント

  1. イギリスはシェンゲン協定国では無いので以前から出入国、税関検査、セキュリティーチェックは存在し発車の1時間前?には駅に来るようにと言った扱いでしたがブレクジットによってどの様な変化があったのでしょうか?

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス