ゴミ処理場で終わり!? 残念な4車線道路「南浦和越谷線」ついに延伸へ 外環道の下道298号のバイパスに
懸案だった「川を越える区間」が動く
南浦和越谷線の事業が進まなかった要因、それは戸塚環境センターの東側に綾瀬川が流れているうえ、川口市と越谷市の間に草加市がわずかに食い込む区間だからです。国道4号までの区間は草加市、越谷市、県がそれぞれ整備区間を定めて進めていくこととしていたものの、綾瀬川の架橋に多額の費用がかかることなどが課題になっていたといいます。
そこで今回、「総合的に見て県が事業を進めることとなった」(さいたま県土整備事務所)とのこと。これにより、綾瀬川の前後およそ690m区間(戸塚環境センターから県道越谷川口線まで)について、今回、住民説明が行われました。
幅員は22mで、車道4車線の両側に歩道を設置する、既存区間に準じた設計となります。現在は基礎調査に着手した段階で、橋梁の型式をどうするかによっても規模が大きく変わってくるため、完成年度などは見通せていないそうです。
なお、その先の越谷市内区間についても、整備に向け動いているとのこと。未整備区間が開通すれば、第二産業道路、国道122号、国道4号、さらにはそのバイパスである東埼玉道路といった南北路線どうしが4車線道路で連絡され、交通の円滑化が期待されるとしています。
【了】
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