史上最高額! 自衛隊の新艦種「イージス・システム搭載艦」ついに動き出す 最強の武装 乗員は“個室”!!

防衛省が発表した令和6年度の概算要求で、ついに新艦種「イージス・システム搭載艦」の概要が明記されました。2024年から建造を開始しますが、史上最高額の自衛艦となりそうです。いったいどんな艦なのでしょうか。

巡航ミサイル「トマホーク」も搭載予定

 2024年度概算要求では、2隻分の建造費用とFMS(対外有償軍事援助)技術支援、搭載装備などを合わせた取得経費3797億円に加えて、各種試験準備やテストサイトなどの運用支援設備、システム技術教育などの関連経費として約1100億円も計上されており、イージス・システム搭載艦の経費は合計で約4900億円となっています。

 すでに今年(2023年)4月には、船体、動力、武器などの艤装設計に関する設計基礎資料の作成と、1番艦の詳細設計を17億500万円で三菱重工と契約済みとのこと。なお、ジャパンマリンユナイテッド(JMU)とも船体の残存性能の評価に関する設計基礎資料の作成や、2番艦の詳細設計について6億8200万円で契約しています。

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海上自衛隊初のイージス艦となったこんごう型護衛艦(手前)と最新のまや型護衛艦(深水千翔撮影)。

 キモとなるのは、ロッキード・マーチンが開発した「SPY-7」レーダーです。これは陸上で運用することを前提に購入を決めたものですが、ロッキード・マーチンは洋上に転用しても問題なくシステムが作動するとしており、これを船体に搭載する予定です。

 同艦では「SPY-7」とイージス・コンバット・システム(ACS)を統合したシステムを構築し、日米が共同で開発した弾道ミサイル対処の弾道弾迎撃ミサイル「SM-3ブロックIIA」を装備してBMD任務に当たります。

 なお、既存のイージス艦である、まや型護衛艦と同様に他艦艇が追尾した対空目標をリモートで射撃・誘導が可能となる共同交戦能力(CEC)も備えるそうです。

 さらに島嶼防衛で地上部隊への対処に使用する巡航ミサイル「トマホーク」、航空機や巡航ミサイルだけでなく極超音速滑空兵器(HGV)も迎撃可能な対空ミサイル「SM-6」、脅威圏外から相手艦艇へ攻撃できる「12式地対艦誘導弾(SSM)能力向上型」、ドローンによる飽和攻撃に対処する高出力レーザーなども装備できるようにしたとか。

また、中国・ロシアの極超音速滑空兵器(HGV)に滑空段階で対処するため、新たに日米で共同開発するイージス艦発射型の迎撃ミサイルGPI(滑空段階迎撃用誘導弾)を搭載することも想定されています。

【え…】これが“ミサイルのデパート”イージス・システム搭載艦です(画像)

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コメント

1件のコメント

  1. 二次大戦でピークを迎えた物量主義だが、装備の高性能高価化に伴い先進国軍隊は自然と比較的少数精鋭になりつつある。他方でドローンに代表されるような安価で使い勝手の良い装備品も勃興している。今後一時はこのようなハイローミックスの時代を迎え、本艦に代表される個艦優越主義が一時的流行になる可能性がある。惜しむらくは、急ぎ建造を始めなければならないため現時点での価値観による設計になってしまい早期陳腐化する可能性があることである。

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