鉄道ないのに「新駅」って?横浜のテーマパーク整備で“宙ぶらり新線計画” の再始動なるか

横浜市が「旧上瀬谷通信施設」に誘致を目指すテーマパーク計画が具体化しました。事業予定者の三菱地所は、鉄道新線の整備を前提とした計画を市に提案しています。

新交通システム「上瀬谷ライン」計画が再始動?

 この地区には、相鉄の瀬谷駅付近と上瀬谷地区の約2.6kmを結ぶ新交通システム「上瀬谷ライン」構想があります。この構想をめぐっては、事業着手の前段階である環境アセスメントの手続きも実施されました。しかし、その事業予定者と目されていた、横浜市臨海部で新交通システム「金沢シーサイドライン」を運営する「横浜シーサイドライン」が参画に難色を示したため、いったん白紙となっています。

 

 ただ、鉄道新線の整備に向けた検討そのものが中止されたわけではなく、事業スキームから再検討が行われています。市は2022年12月、「旧上瀬谷通信施設周辺における新たな交通の事業スキーム検討業務」の委託企業を選定。この業務では、「新たな交通の設計・建設から維持管理、運営までの最適な事業スキームの選定にむけて、関係者へのヒアリングや事業スキームの概略検討を行う」としています。

 

 市の2023年度予算には、上瀬谷地区の「新たな交通の導入検討」費用として8000万円が計上されており、引き続き検討が進められる予定です。

 ちなみに旧上瀬谷通信施設では、テーマパーク着工前の2027年に、国際園芸博覧会が開催されます。その際は会場へのアクセス輸送として、相鉄本線の瀬谷駅と三ツ境駅、JR横浜線の十日市場駅、東急田園都市線の南町田グランベリーパーク駅からシャトルバスが運行される予定です。

【了】

【画像】えっ…!これが横浜「テーマパーク」新駅の位置です。

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