驚愕の組み合わせ“病院食に機内食”アリなの? ANAが提供開始、実は結構“向いてる”ワケ
知らずに出てきたらびっくりですよね。
エネルギー・塩分量・ボリュームが「延食」向き?
ANA(全日空)グループが2023年9月19日より、大阪国際がんセンターで入院患者に対し、国際線エコノミークラス機内食のメインディッシュの提供を開始します。医療機関でのANA機内食の提供は今回が初とのことです。異色の「患者の食事に機内食」という組み合わせは、マッチするのでしょうか。
ANA機内食は、医療機関での検査の際、その直前に患者が摂る食事を、検査終了後まで延期して提供する「延食(えんしょく)」として採用されます。「延食」むけの食事は、検査の終了時間に合わせて個別に調理後提供し、検査後の体調や次の食事までの短い時間であっても食べやすい工夫が施されているとのことです。
ANAによると、同社の機内食は、薄暗い機内での視認性を意識した色合いで、適度なボリュームながらもエネルギー密度は高く、出汁や香辛料などを使用することで塩分量を抑えているといいます。これらの特徴から、検査後の一息つくタイミングで提供される延食の一つに、大阪国際がんセンターの医師と管理栄養士が選定したとのことです。
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