"足立区の東西軸"さらに前進「環七南通り」江北地区が事業化 医大病院~尾久橋通り直結

少しずつ着実に前進しています。

少しずつ着実に前進

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各工区で事業が進められる環七南通り(画像:Google Earth)。

 東京都は2023年9月26日(火)、足立区内で計画されている都市計画道路「補助第138号線」の江北地区について、事業認可したと発表しました。用地取得、工事へいよいよ進んでいきます。完成めどは2030年9月末としています。

 補助第138号線は「環七南通り」として、環七から約700m南に並行し、足立区南部の新たな「東西軸」となるため計画されています。中川公園付近からひょろひょろと西へ続いていますが、東武の梅島駅から江北地区にかけては事業があまり進んでおらず、ブツ切れ状態となっています。

 今回新たに事業化したのは、尾久橋通りから西へ伸び、東京女子医大通りへ至る390mの区間。東京女子医大は2022年初頭に荒川区から移転してきており、そのアクセス向上として街づくり計画にも盛り込まれたことから、同路線の他工区より早く事業化となった形です。

 なお尾久橋通りの東側、本木新道方面(興野地区)940mはまだ基本設計の段階。事業化は2025年度以降になると見込まれています。本木新道より東側は用地取得が9割を越え、一部は工事済み。さらに先の関原工区は、真ん中の第2工区がまだ完成しておらず、断絶状態です。

 さらに南側に並行して、江北橋通りとして「補助第136号線」も同じく、完成に漕ぎつけた工区から小刻みに開通している状況です。

【了】

【足立区「環七南通り」江北工区と全体ルートを見る】

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