関東人「紀伊半島?余裕で一周できるでしょ」実は超大変!関西人と"半島"サイズ認識の違いが話題に
関東人と関西人で、近くの「半島」に対するイメージが違う…そんな体験を描いた漫画がSNSに投稿されています。
「鉄道でぐるっと回る」難易度全然違う!?
関東人と関西人で、近くの「半島」に対するイメージが違う…そんな体験を描いた漫画がSNSに投稿されています。
作者は羽鳥写真館@hatolier_cameraさん。「関西人と関東人の『半島に対するサイズ感』の違いの話」と題したものです。
コメントでも「わかる」「勘違いした結果しんどい思いをした」など共感する声が。お互いに普段は縁のない場所だからこそ、同じような感覚で考えると、意外な事実にびっくりするという地理的認識のひとつとして話題になっています。
関東人にとって半島と言えば、おもに房総半島。千葉県の大半の陸地を構成し、太平洋側に大きく食い込んでいます。館山や安房鴨川をはじめ、海沿いの街を抱えています。木更津では、川崎方面から「東京湾アクアライン」がむすばれ、距離感がぐっと縮まりました。
いっぽう、関西人にとって半島と言えば、紀伊半島。北西端に和歌山市があり、リゾート地である白浜をはじめ、三重県側には伊勢・志摩、ほかにも紀伊勝浦など港町をたくさん抱えています。
さて、その半島のサイズ感ですが、関西人は「大きくて一周は大変」、関東人は「比較的簡単に一周できる」という認識かもしれません。関東人が、房総半島の感覚で紀伊半島を一周しようとして「全然終わらない」という体験をした人も多いようです。「青春18きっぷ」で鉄道旅行する際も、千葉駅発着で房総半島の内房線・外房線を一周するのは半日で済みますが、紀伊半島だと、大阪市内発着なら1日で周るのはかなり困難です。
漫画へのコメントでも、関西の人は「同じように、房総半島は敬遠してた」「館山まで意外と近くて驚いた」とし、関東の人は「房総と同じ地名の『勝浦』に行こうとして、なかなかたどり着かなかった」という体験も。また関東人も「伊豆半島のほうは、鉄道も高速もつながっていないので、一周するとなるとすごく大変」というイメージがあるようです。
【了】
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