関西人が「山手線」を書いたら…「あるある」「自分もそう」先入観と実際とのギャップが話題に 一方関東人も…?
山手線に乗ることがほぼない関西人が、山手線のルートをイメージで書くと……という漫画が話題に。いっぽう関東住まいでも、山手線のイメージと実際の形にはギャップがある人が少なくないようです。
「まあるい緑の山手線」はウソ!?
関西人に「山手線」のルート図を書かせたところ、地図上での実際の形とはかなり違うものになったーーという体験の漫画が、SNSで話題になっています。
投稿したのは羽鳥写真館@hatolier_cameraさん。「関西人に『山手線』を書かせてみた話」と題したものです。
出来上がった山手線は、たいていは「まんまる」な図になるとのこと。ただし西半分にある繁華街、渋谷・新宿・池袋の位置関係はバラバラで、「渋谷が一番上に書かれる」場合もあるとか。極めつけは「山手線の円の中心に東京駅を配置する」というものまであったそうです。
山手線のルートは、地図上で見ると実際はかなり縦(南北)に細長いもので、「米粒型」と表現したほうが的確かもしれません。縦は約14km、横はせいぜい6km強で、南端の五反田~大崎~品川周辺では「とがっている」と言える形状です。
もちろん関東在住でも、路線図のイメージしか知らない人は「まんまる」に書いてしまうかもしれません。しかし関西人にとっては、同じ環状路線である「大阪環状線」のイメージを引きずるのが大きいように思われます。
大阪環状線は、北のターミナル大阪駅と南のターミナル天王寺駅、さらに京橋や鶴橋といった私鉄の主要駅をむすび、21.7kmで1周します。山手線の1周34.5kmより一回り小さいものです。大阪環状線は地図で見ると、大正付近でやや「へこんで」いるものの、おおむね円形に近いルート。たしかに「まんまる」で表現しても、ほぼ違和感はありません。
コメントでは「想像以上に細長かった」「サツマイモじゃん」という声もある中、東京に住んでいてもやっぱり「まんまる」のイメージがある、という声も少なからず見られました。そして、その理由はなるほど納得。それはヨドバシカメラの歌詞の冒頭にありました。
「まあるい緑の山手線~♪」
【了】
出張で何度も東京へ行ってるけど、路線図通りの丸やと思ってたわ