右車線走行で“やっちまったー”注意!! 阪神高速「阿波座」の車線運用変更 2年規制の大工事は折返しへ
これ絶対間違えるやつ~!
阿波座の混雑少しは解消? 規制ちょっと解除
阪神高速の16号大阪港線から3号神戸線が分岐する「阿波座JCT」にて、2022年6月より2024年秋までの予定行われている大規模修繕工事。その進捗にともない、2023年10月末~11月初旬の予定で車線運用が変更されます。
昨年6月からの工事では、1号環状線から西船場JCTで16号大阪港線へ合流する箇所より約600mの区間で左側1車線が終日規制されています。今回は、工事の進捗により規制規制を短縮、終端側(阿波座JCT側)の一部は規制解除となります。
これまで大阪港線の大阪市内方面からの左側2車線は、神戸線との分岐部で車線がぐにゃりと曲がり、湾岸線方面へ通じていましたが、今回の運用変更により湾岸線方面2車線、神戸線方面2車線を確保。「湾岸線方面に向かわれるお客さまと、神戸方面に向かわれるお客さまが利用する主な車線が区別され、より安全・快適にご利用いただけることが期待されます」ということです。
ただし、これまでの規制により湾岸線方面に向かっていた右から2番目の車線は、神戸線へ直結する形となることから、「湾岸線方向に向かわれる場合に車線変更が必要となるためご注意ください」と呼びかけられています。
この工事は老朽化対策や耐震化とともに、規制箇所(拡幅部)とそれ以外の車線(既設部)とを縦にジョイントでつないでいる“縦目地”構造の解消に主眼が置かれています。1997年の拡幅の際、新たな1車線分の拡幅桁を既設橋脚とは別の橋脚で支えていましたが、これを「既設桁も拡幅桁も一体化し、同じ橋脚で支える」構造とするための工事です。縦目地の撤去後は走行性も向上すると期待されています。
【了】
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