“反対派市長”の街へ知事突撃!「富士山登山鉄道」拍手&激論の地元説明会 はたして市長の”採点”は?

検討が進められている「富士山登山鉄道」。地元の富士吉田市で、長崎幸太郎知事みずから登壇する住民説明会が開かれました。どんな反応があったのでしょうか。

熱気に包まれた説明会会場 その内容は?

 富士吉田市の「ふじさんホール」は約800人の座席が埋まるほどの大盛況。いかに地元の関心が高いかがうかがえます。

 長崎知事の説明。「様々な富士山の恵みを大切にし、後世へ引き継いでいきたい、その思いはみなさんと共通であり、根本の価値観を共有しています」と語る場面で拍手が起きる場面も。いよいよメインともいえる質疑応答の時間になりました。抜粋すると以下の質疑応答がありました。

Large 20231124 01
説明会に登壇した長崎知事(乗りものニュース編集部撮影)。

市民「運賃が1万円というのは高すぎる。4人家族だと4万円だ」

知事「外国から来る人も含め、『1万円はらっても来たい』とよばれる場所にしたい。ただ、地元の方々は無料で乗れる、修学旅行の学生は大きく割引するなど、十分考えられます」

市民「登山道は静岡県側をふくめ4つの登山道がある。静岡県とは連携が取れているのか」

知事「静岡は『静岡の中で』議論を始めている段階。議論の状況は逐一共有して連携していきたい」

市民「世界遺産取り消しが懸念されるというのが議論の発端だが、そもそも世界遺産が取り消されるとどんな不利益があるのか」

知事「世界遺産指定によって、やっと世界にその名が知られ、広く人が来るようになったというのが大きい。ただ、実際の具体的な影響について、整理して研究してみたい。心情としては『いやいやこんなの宝じゃないよ』と言われるのは…というのはある」

市民「工事の期間はどれだけか。工事中、店が営業できない人もいるが、休業補償はしてくれるのか。宇都宮LRTは5年かかりましたが、富士山なんてそんなものでは済まないぞ」

知事「休業補償は当然。事業期間は、用地買収が不要というのが大きく、他事例と比較すると短期間になると思われる」

市民「山梨県ではオーバーツーリズム対策として富士山の入場規制の条例を検討している。これで十分ではないか」

知事「その条例は、弾丸登山などの対策のための、5合目より上の入山に関するもの。より喫緊の課題なので急いで動いている」

市民「富士山が噴火した場合、避難経路はどうなってしまうのか」

知事「その問題は現在も課題となっていること。スバルラインを起動にするとはいえ緊急車両は引き続き通行できる。噴火など災害にそなえ、現在もシェルター設置などを進めているところ」

【画像】えっ…!これが「富士山登山鉄道」のルートと完成イメージです

最新記事

コメント

1件のコメント

  1. 誤 スバルラインを起動にするとはいえ

    正 スバルラインを軌道にするとはいえ

    訂正お願いいたします。

記事ランキング

  1. イラン海軍の潜水艦が「撃破される瞬間」捉えた映像が公開 3隻の無人ボートが基地を急襲 “米軍史上初”の攻撃
  2. ロシア軍の攻撃ヘリが「飛行中に急襲される瞬間」捉えた映像が公開 背後から「刺客」が忍び寄る
  3. 首都高の「高級外車」がトンネル内で大炎上! “火だるまになる”恐怖の一部始終を捉えた映像が公開 ドライバーに批判も
  4. 「最新鋭旅客機」が駐機中に突如“崩れ落ちる”! 前脚が折れ機首が激突…「衝撃の瞬間」なぜ発生? 背景が明らかに
  5. 惨劇なぜ? 旅客機の客室窓が“上空で木っ端みじん” 「乗客の体が吸い出された」戦慄の様子が公開される
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の戦闘機が「真正面から撃破される瞬間」を捉えた映像が公開 ドローンの突入を防げず
  3. 海自の潜水艦が発射した魚雷が「揚陸艦へ突進」 雷跡を上空から捉えた珍しい写真が公開される
  4. 航行中の護衛艦「かが」の周辺に「巨大な海洋生物」が出現! 艦艇勤務ならではの光景を海自公式が公開
  5. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号