「まだ1か月なのに…」ロシアの「新型装甲車」さっそくウクライナ軍に撃破? 無惨な姿に

ウクライナ国防省は戦果扱いに。

ロシア空挺部隊の写真で明らかに

 ロシア軍の新型軽装軌装甲車である「プラストゥンSN」が撃破された可能性があることが2023年11月22日、ウクライナメディアで報じられました。

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ロシア軍へ納入するために並べられる「プラストゥンSN」(画像:プラストゥン)。

 これは、ロシア第76衛兵空挺強襲師団がネット上で公開した画像から明らかになったそうです。画像で同車両は激しく損傷し、ひっくり返り走行不能な状態でした。

 同空挺強襲師団の写真に関しては現在削除されていますが、既にSNSで拡散された後だったようで、詳細は明らかにしていないものの、ウクライナ国防省は同車両の破壊を戦果としてカウントしたようです。

 同車両は2023年10月にロシア軍で運用が始まったばかりの車両であり、ロシアのルスキーエ・ヴェズデコーディ・プラストゥンが開発した、民間用の全地形万能車「プラストゥン」の軍用仕様になります。

 ロシア国防省の細かい要求を満たすため、兵員輸送だけではなく医療避難や偵察機能のほか、一部車両は歩兵支援車両として82mm迫撃砲を車載した、自走迫撃砲としての能力も有しているようです。装甲こそ拳銃弾や小銃弾を防げる程度の厚さではありますが、走行能力はロシアの地形に特化しており機動力があるようです。

【了】

【かなり機敏そう!】積雪した斜面を疾走する「プラストゥン」(写真)

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