新幹線のぞみ「全車指定席化」初めての年末年始 予約はコロナ前より大幅増! まだ間に合う?
ご予約お早目に!
東海道・山陽新幹線の年末年始予約状況
JR東海は2023年12月12日(火)、年末年始期間の指定席予約状況について発表しました。東海道・山陽新幹線「のぞみ」を繁忙期に全車指定席として運転することを発表してから初めての適用となる年末年始ですが、予約状況はどうなっているのでしょうか。
「のぞみ」の全車指定席化は12月28日~2024年1月4日に実施されます。JR東海は、全車指定席化にともない「多くのお客様に既に指定席をご予約いただいております。年末年始期間に東海道新幹線をご利用のお客様はお早目に指定席を確保ください」と呼びかけています。
同社における予約のピーク日は、新幹線の下りが12月29日(金)、上りが1月3日(水)です。
12月29日~30日の各日午前に東京駅を発車する「のぞみ」は、ほぼ満席。「ひかり」にも混雑が見られるそうです。その他の列車は「お席に余裕がございます」とのこと。
上りについては、1月2日~3日の各日午後に東京駅に到着する「のぞみ」と「ひかり」に「混雑が見られます」。その他の列車は、「お席に余裕がございます」だそうです。
新幹線は期間中、397万席が用意されており、12月11日時点で昨年度比155%にあたる173万席が予約済み。これは2018年度と比較しても117%で、コロナ前を上回っています。とはいえ、一部時間帯を除けば「お席には余裕がございます」という状況です。
なお、在来線特急の予約ピークは下りが12月30日(土)、上りが1月2日(火)。予約可能席数18万席に対し、予約数は前年度比139%の6万席。ただし、2018年度と比較すると89%という状況だそうです。
JR東海は、ピークをずらせば「お席には十分に余裕があるので、指定席をご予約のうえ、安心してご旅行いただきたい」と話します。駅の混雑状況も、全車指定席化により緩和を見込んでいるということです。
【了】
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