「豚汁」なんて読む? 地図大手ゼンリン発表 石川と鹿児島には別名も 反響ゾクゾク

「にくじる」と呼ぶ地域もあるんだとか。

東と西で地域差ハッキリ

 地図会社のゼンリンが2023年12月12日に公式X(旧Twitter)で公開した「豚汁」マップが注目を集めています。
 
 同社は1週間ほど前の12月5日、同じく公式Xで「みなさまの声を集め『ぶた汁・とん汁マップ』を作りたいと思います! が、まだまだ数が少ない地域があります...」と呼びかけ、「豚汁」の読み方を全国から募集していました。

Large 231213 tonjiru 01

拡大画像

由布岳山開きで豚汁の炊き出し支援を行う陸上自衛隊の隊員たち(画像:陸上自衛隊湯布院駐屯地)。

 集計の結果できた日本地図が、このたび披露されたのです。これを見ると、北海道ならびに青森県を除いた東日本の広い地域では「とんじる」、一方「ぶたじる」は九州を中心に西日本で主に使われている呼称であることが見て取れます。

 とはいえ、富山県や三重県は周りの県では「とんじる」という呼び方が多い中で、なぜか「ぶたじる」読みが多いという“ナゾ”も。

 これについては、ゼンリンも「北海道と九州の『ぶた汁』率の高さは、正直なんとなく分かっていましたが、富山県と三重県の『ぶた汁』率の高さはなんででしょうか...?」とさすがに不思議がる投稿をしていました。
 
 これに対し、SNS上では「北海道と富山の親和性が高いのは北前船の影響だと思われます」「青森だが『にく汁』も言うよ!」「相変わらずの面白すぎる地図!勉強になりますーー」「トン汁とブタ汁って同じ物だったのか。具材や出汁の違いかと思ってた」など様々なコメントが並んでいました。

【了】

【写真】これが走りながら豚汁作れる自衛隊装備です

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。