千葉市長「失われるものが大きい」波紋呼ぶJR京葉線の通勤快速廃止 海浜幕張停車案も

賛否両論の様相です。

市長宛て意見も500件超え

 JR東日本は2024年3月のダイヤ改正に際し、京葉線で運行する通勤快速を廃止のうえ、快速も日中(10~15時台)以外の時間帯は全て各駅停車とすると発表していますが、これに対し神谷俊一千葉市長が自身のX(旧Twitter)で懸念を示しています。

Large 20231226 01
JR京葉線(画像:写真AC)。

 12月19日、「特に房総や千葉市から東京への通勤通学、幕張新都心へのアクセス等に相当な影響があると考えています」と投稿し、「市でも影響を分析していますが、ぜひご意見をお寄せください」と続けました。そして22日、「X上だけでも500件超のご意見を頂きました。(中略)しっかりと受け止め今後の対応を検討しています。(中略)市民生活と都市基盤維持のために言うべきことは強く申し入れていきます」と投稿しました。

 このダイヤ改正については、まさに賛否両論状態に。「速達性が著しく損なわれる」「遠方からの通勤者が困る」「(商業集積地である)幕張は打撃では」といった意見が目立つ一方、「追い抜かれない各駅停車が増えれば利便性は向上する」や、「本数が少ない通勤快速に前々から並ぶ人がいて、特定の時間帯に駅が混雑していた」という意見も見られました。

 そのようななか12月26日、神谷市長が再びXを更新。以下のように投稿しました。

「混雑緩和や平準化がダイヤ変更の理由とされていますが、朝夕の通勤快速・快速廃止(全列車各駅停車化)は、その最適解とはとても思えません。蘇我駅等また以南の通勤者の生活基盤が壊されるなど失われるものが大きすぎます。通勤快速の海浜幕張停車など代わりにできることは沢山あるはずです」

 歴史をさかのぼれば、千葉以遠~東京間のバイパス的性格が強かった京葉線の通勤快速。全通した1990(平成2)年3月に快速運転も開始しますが、当時はまだ沿線人口は少なく、幕張新都心に代表されるような商業・業務地区も形成中でした。

 各社報道によれば、神谷市長が年内にも、JR東日本の千葉支社長と面会する予定とのことです。

【了】

つまり… 通快・快速の廃止後は【図解】

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス