疲労感超激減! ANAの「ビジネスクラス」が快適過ぎた件 “名物ラーメン”もアップデートって!?

ANAの国際線全路線に搭載されている上位グレードの「ビジネスクラス」。エコノミークラスにはない様々な“名物”も進化しています。最新状況を体感しました。

名物「一風堂ラーメン」も改良?

 ANA(全日空)でエコノミーより上位の「ビジネスクラス」は、国際線の全路線に設けられています。今回、同社の主力ビジネスクラスである「ANA BUSINESS STAGGERED」に乗ることができました。

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ANAの787-9(乗りものニュース編集部撮影)。

 ANAのビジネスクラスにはいくつかの種類があります。そのフラッグシップとなるものは2019年にデビューした「THE Room」ですが、こちらは欧米路線を飛ぶ長距離国際線むけのボーイング777-300ERに搭載されているのみです。同社の主力機であるボーイング787の多くでは、仕様の異なるビジネスクラス「BUSINESS STAGGERED」が搭載されています。

「BUSINESS STAGGERED」では横1-2-1列の配置を基本とし、シートを互い違いに配置した、スタッガードシート配列を採用。どの席からでも直接通路に出ることができる、全席通路側スタイルのものとなっています。

 ANAのビジネスクラスでは、出発前には上級ステータスを保有していなくともラウンジ利用が可能。そして、「BUSINESS STAGGERED」の座席はフルフラットに倒せるシートで、横になって眠ることができます。

 食事メニューも牛フィレステーキなど本格レストランさながらのコースメニューが提供されるほか、1・2食目のあいだに軽食をとることができます。名物の軽食のひとつが「一風堂」とコラボしたラーメン(一風堂プラントベースラーメン~プラとん~ん)で、これは動物由来成分を一切使用していない豚骨風味のプラントベースのものながら、本物のとんこつラーメンをかなり再現したものとなっています。

 なおANAによると、2023年9月には麺に改良を加えたとのことで、メニュー完成後もおいしさをアップデートすべく取り組みを続けている模様です。

 もちろん「ビジネスクラス」はエコノミーと比べても高額で、普段の海外旅行で気軽に使える人はそう多くはないでしょう。そのぶん長距離便ではとくに、エコノミーと比べると長時間のフライトを感じさせないような快適な空間で、到着後の疲れも“段違い”といえそうです。

 また同社のビジネスクラスでは2024年1月より、一部路線で新たなアメニティキットの提供を開始するとのこと。英国王室御用達レザーグッズブランド「ETTINGER」とコラボしたポーチに、ボディローションや口元用美容液が入っているとのことです。

【了】

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