関西の鉄道「脱力ネーミング」5選 実はその「ユルさ」が強み!? 関東の味気なさ
新しく誕生したばかりのサービスも!?
●特急「らくラクはりま」
似た方向性のネーミングは、JR西日本が2019年に運行開始した通勤特急で誕生しています。特急車両を用いて新快速よりも快適に、かつ停車駅がさらに少ないことでプレミアムな通勤移動を提供しました。
この「らくラク」は今後ブランド化していく予定で、大和路線でデビュー予定の「らくラクやまと」のほか、琵琶湖線では「びわこエクスプレス」を改称して「らくラクびわこ」とする予定です。
ちなみに、首都圏で最近生まれたJR通勤特急は「湘南」「はちおうじ」「おうめ」と、行先の地名があるだけ。逆に味気ないと感じられるかもしれません。
しかし、高崎線方面には「あかぎ」がありますが、かつての名称に「スワローあかぎ」というものがありました。これは英語と「座ろう」にかけた言葉。関東には珍しく「関西チックなネーミング」の匂いを感じます。
●座席指定サービス「快速 うれしート」
ロゴはアルファベットの「U」の上に点2つで、笑顔のようなデザイン。いよいよ直球の駄洒落ネーミングに、SNSは再び話題となり「まさに関西」「名前以外は嬉しい」「満席だったら『かなしート』かな?」といったコメントも。
JR西日本が2023年10月から大和路線・おおさか東線に導入しました。関西圏では新快速「Aシート」につづくものです。特徴は「1両の半分の区画が『のれん』で仕切られ、そこが座席指定となる」こと。名古屋~松阪方面の快速「みえ」にも似た方式です。
【了】
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