ANA、「唯一の500席級巨大国内線機」777-300を羽田~小松線投入へ JALは新潟臨時便も 能登半島地震
能登空港便は欠航が続きます。
「能登半島地震」をうけ
2024年1月1日に発生した「能登半島地震」をうけ、ANA(全日空)、JAL(日本航空)が被災地域に設置された空港発着の臨時便を2日に設定するなどの特別対応を実施。同日午後にはさらにそれが更新され、ANAは同社の国内線仕様機、ならびに国内航空会社の国内線仕様機として最大の客席数をもつ514席を搭載した旅客機「ボーイング777-300」が、小松空港発着便に投入されます。
ANAでは羽田~小松で1往復、福岡~小松で1往復の臨時便をすでに設定済み。さらに当初ボーイング737(166席)からボーイング767(202席)へと大型化する方針を発表していたNH755便(羽田16時40分発→小松17時45分着)、NH758便(小松18時50分発→羽田20時00分着)の使用機を、さらに大型化。ボーイング777-300での運航を決定したとのことです。
このほか同社では、羽田~富山のNH319便(羽田16時40分発→富山17時40分着)・NH322便(富山18時30分発→羽田19時35分着)において、ボーイング737からボーイング767への大型化を実施します。
JALでも同日、羽田~小松で1往復(JL4581便・JL4582便。ボーイング767運航)の臨時便を設定済み。これに加えて伊丹~新潟で1往復(JL4951便・JL4952便)の臨時便を設定します。こちらは76席を配するエンブラエル170による運航となります。
能登半島地震は2024年1月1日16時06分頃、石川県能登地方を震源し発生。石川県志賀で最大震度7を観測したほか、能登空港が滑走路にひび・段差が入ってしまったことで、使用できない状態となっています。ANAでは羽田~能登線を1日2往復運航していますが、こちらは4日まで欠航すると発表されています。
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