「6000両の戦車を撃破!」ロシア軍に与えた損失ウクライナが発表 軍用機&潜水艦は?
予備保管してあるもの含めて損失約60%!
自衛隊が保有する戦車数の13倍以上!
ウクライナ国防省は2024年1月4日、ロシア軍との戦いにおける最新の戦果を発表しました。
それによると、2022年2月24日以降、およそ1年10か月のあいだに戦車6002両、装甲戦闘車両1万1128両、火砲8574門(自走砲含む)、多連装ロケット947門/両、ドローン6753機、軍用ジェット機329機、ヘリコプター324機、各種艦艇23隻、潜水艦1隻、人員36万2280人(捕虜含む)の損失をロシア軍に与えたといいます。
イギリスの民間研究機関、国際戦略研究所(IISS)の発表によると、ロシア軍は侵攻開始前の2022年初頭の時点で約3000両の戦車を現役配備していたといいます。それ以外に予備保管しているものを含めると最大1万200両もの戦車を保有していたそうですが、その約3分の2近い数が2年足らずのあいだに失われたことになります。
なお、ウクライナ国防省によると、これら戦車をすべて並べるとその距離は42kmにも達するとのこと。同省では、この長さを「地獄までの距離」と揶揄しています。
参考までに、自衛隊が保有する戦車の数は2023年3月時点で450両です。その13倍以上の数がウクライナで破壊された計算になります。
【了】
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