「CAさん起こさないでモード」…だと!? JAL新国際線主力機「A350-1000」 初の“個室ビジネス”に搭乗 凄さは細部にあった!

JALの新たな長距離国際線主力機「エアバスA350-1000」がついにデビュー。この初便へ実際に乗ってみました。今回はビジネスクラスを体験しましたが、乗ってわかる凄さが各所にありました。

目立たないけどすごい! A350-1000「新ビジネス」の強みとは

 JALのA350-1000のビジネスクラスでは、機内エンターテイメントシステムのオーディオデバイスに備え付けのヘッドホンのほか、自分のイヤホンなどをBluetoothでつなげることもできます。そして世界初搭載となる、頭部のヘッドレスト内蔵スピーカーから音を聴く機能も実装されており、この3つから選ぶことができます。

 内蔵スピーカーから音声を聴くのは、備え付けのヘッドホンでは“コードがジャマで身動きしづらい”こともなく、イヤホンのように耳になにか入れることもなく、部屋でテレビを見ているような自由さがあります。音漏れについては、座席の特性上他席との間隔も広く、エンジンの音や風切り音に阻まれるので、あまり心配なさそう。通路に立つと、「なにか聞こえるかもなー」と感じるくらいのものです。

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JALのエアバスA350-1000の尾翼モニターから見たニューヨーク・JFK空港(乗りものニュース編集部撮影)。

 また、充電設備の充実も図られています。電源コンセント、USBのタイプAに加え、USBタイプCを実装しているほか、スマホなどの端末を置くだけで充電できるワイヤレスタイプも装備されています。また、担当者によると、従来機より電源出力も向上させているとのことです。

 収納についても、モニター横のワードローブ(上着掛け)、その下には靴をしまえるスペースもあり、小物入れ系のスペースも複数箇所に設置されています。

 こうしてみると、JALのA350-1000のビジネスクラスは「過ごし方の選択肢」がたくさんある座席仕様となっていることがわかります。1フライトではなく複数回乗って、理想の過ごし方が見いだせるような仕様となっているのかもしれません。

 その一方で、シートやテーブルの操作方法は少し複雑なところもあり、そういった部分の慣れや熟知が必要なのと、モニターの操作系統やJALアプリの連携などは、まだ未完成な場所が残っているようでした。これは、機能性が高すぎるあまりの課題でしょう。

 JALのA350-1000新ビジネスクラスは、ここから乗客の意見を集め、アップデートされた将来の姿が“完成形”といえるのかもしれません。

【了】

【写真】JALの最新鋭機の「機能性高すぎるビジネス」を一気に体験

Writer:

国内航空会社を中心に取材を続け、国内・海外を奔走する日々を送る。ゆとり世代。

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