目指すは「日本一すごい駅と駅前」? 大宮の巨大再開発構想どこまで進んだのか 「駅を拡張して街と一体化」とは

大宮駅周辺の再開発に際し、「駅を拡張して街と一体化」するという構想が打ち出されています。どのようなものなのでしょうか。

大宮駅周辺の将来像は「誇れる田園都心」?

 そうした準備が進む中、さいたま市は今回、市民向けに「未来の大宮 ストーリーブック」、関係者向けに「未来の大宮 コンセプトブック」の2種類を作成し、内容を明らかにしました。前者では、街の将来像として「日本一すごい駅と駅前」「NY(ニューヨーク)のグランドセントラル駅にも負けない、空から光が差し込む圧巻の吹き抜け」「まちの人が誇りに思う、堂々たる姿の駅前ビル群」などといった表現が盛り込まれています。

 

 他方、関係者向けの「コンセプトブック」では、街の将来像を「誇れる田園都心」と位置付けています。ここで、駅の範囲を拡張して駅前と一体化する方針が明記されました。将来的には駅前の各地区に再開発ビルが建ち、それが改良された駅と直結するような形になるとみられます。構想が実現すれば、駅構内でとどまりやすかった人の流れも、駅と一体化された市街地に流れるようになり、街の回遊性が高まることが見込まれます。

 

 街のおおまかな将来像は示されましたが、現時点では駅改良計画の詳細や、再開発でどのような施設が建設されるのかは明らかになっていません。市によると、駅前の各地区では現在、再開発事業の都市計画決定に向けた施設計画などを検討しているとのこと。2025年度に都市計画案を取りまとめるとしています。

 

 また、駅前広場の都市計画案や新東西通路の計画案は、2024年度に発表し、2025年度から都市計画手続きを目指す方針。具体的な計画が明らかになるまで、もうしばらく時間を要しそうです。

 

【了】

【画像】スゴすぎ!これが「大宮駅周辺再開発」完成イメージです

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