初公開! 13年ぶり復活の「JALの貨物機」その内部に迫る! 旅客機時代とは大違いな機内
復活の「JALの貨物機」機内はどんなもの?
新たな「JALの貨物機」は同社の旅客機「ボーイング767-300ER」を改修したもので、初号機「JA653J」は2023年8月まで国内線仕様機として運航されたのち、シンガポールで改修作業を実施。2024年1月に成田空港へ到着しました。
機体はベースデザインはJALの旅客機と同様で、尾翼にはロゴマークの「鶴丸」も入っています。その一方、旅客機と違い客室窓が取り払われており、胴体前方の「JAPAN AIRLINES」の文字も「JAL CARGO」へと変更されています。
貨物はメインデッキ(上部貨物室)・床下の貨物室あわせて、大型のボーイング777旅客機2.5機分にも相当する48tの貨物を積み込むことができます。またコクピットにはパイロット席のほか、荷主向けの座席を3席設置。ギャレー(簡易キッチン)も設置されています。
「改修され、とてもキレイな状態のフレイター(貨物専用機)の実機を今回初めて見ましたが、使命感が高まりました。私達はフレイターを守れなかった世代なので、のちの世代にフレイターを残すというのが大切な使命だと考えています」(JAL木藤 祐一郎貨物郵便本部長)
なお、今後JALの貨物機は2025年度までに、3機体制へと増える予定とのことです。
【了】
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