「尖ったサービス」ってマジ? ANA系新航空「AirJapan」初便搭乗! 噂に違わぬコスパ、シートはスペック以上?

「機内でリラックス」以外の楽しみ方は?

 もちろん、AirJapanでは「機内でリラックス」以外の過ごし方も用意されています。

 機内モニターがない代わりに、自分のスマートフォンやタブレットを用いて、同社が選定した動画や映画、アニメなどが見られるサービスを無料提供しています。映像作品のバラエティはフルサービスキャリアほどではありませんが、アジア路線ほどのフライト時間であれば十分楽しんで過ごせます。

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AirJapan就航初便の様子(乗りものニュース編集部撮影)。

 なお、こういったサービス形態をとっていることから、機内にスマートフォンにつなぐイヤホンを忘れないようにするのもポイントかもしれません(筆者は忘れました)。

 ちなみに、機内Wi-Fiを用いたSNSなどの外部通信にも対応していますが、こちらは有料での提供です(フライト使い放題で21.95ドル)。

 また、このサービス画面を使って、食事やアルコール類を含めたドリンクメニューを頼むこともできます。初便はまだサービス開始直後ということで、この画面が完全に機能しないアクシデントもあり、結果的にCA(客室乗務員)が直接乗客に要望を聞きにまわるマニュアルオーダーに切り替えられました。しかし、もしこれが円滑に機能すれば、CAに自席まで来てもらう必要のない、頼みやすいシステムとなっています。

 なお、AirJapanのCAは、ANA便にも乗務する“二刀流”とのことで、同社はここもアピールポイントとして掲げています。

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