「尖ったサービス」ってマジ? ANA系新航空「AirJapan」初便搭乗! 噂に違わぬコスパ、シートはスペック以上?
乗れば乗るほど「尖りそう」なAirJapan便
機内食は事前購入の「寿司ものがたり」(2000円)や「ふわとろ卵の炭火焼親子丼」(1600円)のほか、このシステムを用いて島根県産高級「めで鯛」茶漬け(1000円)や庭吟祥堂本舗「稲庭うどん」(800円)、スイーツ類などを頼むことができます。
機内食もですが、機内のBGMも尺八をメインメロディに据えた曲が採用されているなど、同社では“和テイスト”を全面に打ち出しているのも特徴。また、客室には同社特製のアロマの香りが漂うなど、嗅覚の面でも独自のポイントが見られました。
AirJapanはインバウンド(海外からの訪日旅行者)をおもなターゲット層としているものの、普段からアジア旅行をする日本人旅行者にとっても、純粋なLCCにはない特徴を持った“ハイコスパ航空”になりそうです。旅客が取捨選択できるサービスも多いため、一人ひとりが同社便でのフライト体験を重ねることで、“自分的にコスパ最強”な過ごし方を見つけられる航空会社、ともいえるかもしれません。
初便はほぼ満席の300人以上を乗せ、好調な滑り出しを見せたAirJapan。同社はバンコク線のほか、ソウル線、シンガポール線を開設予定で、今後もアジア地域に新路線を開拓すると見られます。
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Writer: 松 稔生(航空ライター)
国内航空会社を中心に取材を続け、国内・海外を奔走する日々を送る。ゆとり世代。
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