ロシア軍やっぱり「輸出用の戦車」使ってた! 1年以上前からの“疑惑” 国防省の公式動画で世界の“確信”に

ロシア国防省が公開したT-90主力戦車の動画に、英語のみ記載された計器類が映っていたことが話題となっています。なぜロシア語ではないのか、それもそのはず、この車両は「輸出用」だったのです。

実は今回以前にも噂はあった?

 実はこれまでもT-90Sは、ウクライナ軍が撃破したり鹵獲したりした戦車の中に確認されており、SNSに投稿されたこともありました。ロシアがウクライナへ侵攻し8か月が経過した2022年10月には、輸出向けのT-90Sをロシア軍が転用したというニュースも報じられました。

 これまで真偽が不明だった輸出戦車の転用が、今回、ロシア国防省の公式動画に登場したことで、半ば公に認められたような形となりました。

 調査機関や調査国により数字に開きはありますが、ロシアは約3年に及ぶ戦闘で少なくとも2500両程度の戦車を喪失しているとみられています。損失に対し、新造された戦車はこの3年間で200両程度とされ、そのほかは既存の旧式戦車などの改修型で数を補っているといわれています。

 転用されたT-90Sはその既存の戦車に数えられます。同戦車が投入されたと噂された2022年10月は、キーウなどを含むウクライナへの大規模侵攻が失敗した影響で、一説には1000両以上の戦車を失ったとされ、戦車が不足していた時期でもあります。輸出用の戦車にも手を出さざるを得ない状態だったことがうかがえます。

Large 20240217 01

拡大画像

T-90Sのインド仕様である「ビーシュマ」(画像:インド国防省)

 ほかにも、旧式のT-62なども戦場で確認されており、ロシア戦車の撃破数が増えているのは間違いありません。しかし、大きな打撃を受けつつも、依然としてロシア軍はウクライナとの戦闘を優位に進めるほどの数の戦車を保有していることも確かです。

【了】

【結構やられている…】戦場でウクライナ軍に破壊されたT-90戦車(写真)

最新記事

コメント

2件のコメント

  1. だからロシア劣勢ってか。どうしてもそうしたいのですかね。

  2. 格好良いね〜!

記事ランキング

  1. イラン海軍の潜水艦が「撃破される瞬間」捉えた映像が公開 3隻の無人ボートが基地を急襲 “米軍史上初”の攻撃
  2. ロシア軍の攻撃ヘリが「飛行中に急襲される瞬間」捉えた映像が公開 背後から「刺客」が忍び寄る
  3. フェリーが「浮上した海自の潜水艦」を発見!日本一深い湾の「レアな光景」捉えたショットが公開
  4. 「最新鋭旅客機」が駐機中に突如“崩れ落ちる”! 前脚が折れ機首が激突…「衝撃の瞬間」なぜ発生? 背景が明らかに
  5. 惨劇なぜ? 旅客機の客室窓が“上空で木っ端みじん” 「乗客の体が吸い出された」戦慄の様子が公開される
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の戦闘機が「真正面から撃破される瞬間」を捉えた映像が公開 ドローンの突入を防げず
  3. 海自の潜水艦が発射した魚雷が「揚陸艦へ突進」 雷跡を上空から捉えた珍しい写真が公開される
  4. 航行中の護衛艦「かが」の周辺に「巨大な海洋生物」が出現! 艦艇勤務ならではの光景を海自公式が公開
  5. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号