圧巻! 中国の最新旅客機、国外航空ショーで初の「本気飛び」! 中規模のショーだけど“今しかない!!”好機とは?

中国が開発した新鋭旅客機「C919」が、初めて海外の航空ショーでデビューし、展示飛行を実施。選ばれたのはシンガポールですが、なぜこの地が“初披露”の場に選ばれたのでしょうか。

中国「規模より時期でしょ!」となった背景

 この背景として考えられるのは、中国がマーケットの状況から、この時期こそ“勝機”と見たことが大きいのではないでしょうか。

 その要因のひとつが、ボーイングのライバル機「737」シリーズの現行ラインナップである「737MAX」が苦境に立たされていることでしょう。

 C919の海外デビューの話は、2024年1月下旬から複数の海外の航空専門サイトが報じていました。その中で背景として述べられていたのが、737MAXの抱える問題です。

 2024年1月、米・アラスカ航空が運航していた737MAX シリーズのひとつ「737-9」でドアプラグが吹き飛ぶ事故があり、ボーイング自体の業績も5年連続の赤字となっています。背景として、経験豊富な従業員が減り、品質が低下しているとの指摘もあります。

 この苦境を、中国はC919アピールの好機と見たのかもしれません。

 現在のところC919は、737MAXに伍するほど人気はありません。しかし、もし今後、ボーイングが信頼を取り戻すのに長い時間を要するようであれば、なかにはC919に関心を示す航空会社も出てくるかもしれません。そのチャンスを狙うために、まずはアジアで1番とされるシンガポール航空ショーに的を絞ったとも考えられます。

【了】

【写真】やっぱり欧米のとは違う! 中国製「C919」の圧巻の飛行シーン

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