相良静造(航空ジャーナリスト)の記事一覧
Writer: 相良静造(航空ジャーナリスト)
さがら せいぞう。航空月刊誌を中心に、軍民を問わず航空関係の執筆を続ける。著書に、航空自衛隊の戦闘機選定の歴史を追った「F-Xの真実」(秀和システム)がある。
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「フランスの戦闘機を中国産機が撃破した」→その後何が? ある意味“空中戦”な国際舞台で出現の光景とは
インド軍が運用するフランス製「ラファール」戦闘機を中国製の戦闘機「J-10C」が撃墜した直後に行われたパリ航空ショー。ここでは各国の政治的な思惑が多数確認されています。現場に行ってみてみました。
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異様… イスラエルが「防衛業界大注目の場」で「出展したけどブース見せられません」異例対応 中には何が? ”激変の一夜”の裏側
世界の航空・防衛企業が出展する「パリ航空ショー」で、異例の事態が発生しています。イスラエルの出展企業の屋内展示ブース内が黒壁で覆われたのです。さらに一部は白に。この異様な光景はどういった理由から発生したのでしょうか。
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えっ…「ボーイング・エアバスの主力製品そっくりな中国発大型旅客機」の姿が空の祭典にあったのですが…ホントに実現しそう?
「パリ航空ショー」で、中国の航空機メーカー、COMAC(中国商用飛機有限公司)の屋内展示ブースに、アメリカ・ボーイングの「787」、もしくはヨーロッパ・エアバスの「A350」と思わせる模型が展示されました。
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日本軍の特攻兵器「桜花」の格納庫が嘉手納基地内に!? 県内唯一の施設がココにあったワケ
嘉手納基地には実は旧日本軍の特攻兵器「桜花」を隠した格納庫があります。なぜここにあるのでしょうか。基地協力のもと、その施設を見てきました。
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ジェット旅客機のエンジン、なぜ年々大きくなっている? 現行機には「もはや樽レベルにぶっとい」モノも
ジェット旅客機のエンジンは年を追うごとに、太く、大きくなっている傾向にあります。なかには、これで高速を出せるのかと思うほどの太さを持つものも。なぜこのようなことになっているのでしょうか。
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「世界初の独自開発超音速ジェット機・改」は飛ぶ? 「21世紀のコンコルド」実現プロセスの現状を聞いた
「初の米国産超音速旅客機」の実現を掲げ、その前段として「世界初の独自開発超音速ジェット機」の開発に成功したブーム。同社は最終目標に向け、どのようなアプローチを行うのでしょうか。同社に取材しました。
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トランプ関税「ホンダジェット」の生産に影響ないの? 航空業界を揺るがす事態にどう対応するのか
アメリカのトランプ政権による貿易関税問題は米国内で生産されている「ホンダジェット」に影響はないのでしょうか。製造元であるホンダ エアクラフト カンパニーへ話を聞きました。
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「米国初の超音速旅客機」キモのエンジンどうする? 「速いけど静かで燃費◯」…そんなコト可能なの!?
「ブーム」が開発を進めている「オーバーチュア」は、実用化されれば「コンコルド」以来の超音速旅客機出現となります。このキモと呼べるエンジンはどのようなものなのでしょうか。
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なぜ?「トランプ関税」実は中国の航空市場に有利に働く可能性も 現状は「新しい飛行機引き取らない」混乱に
トランプ米政権による貿易相手国への高関税で、中国がボーイング製の旅客機の受領を延期するなどの報復措置を講じ始めました。ただ、今回の“騒動”は将来の中国に有利に働く可能性があるかもしれません。
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「中古の『ホンダジェット』、メーカーが直で売りまーす!」なぜ? “三方よし”の激強施策のウラのノウハウ
ホンダの「認定中古車」ならぬ「ホンダジェット」のメーカー認定の中古機が、実績を挙げつつあります。「認定中古機」はどのようなメリットがあり、なぜ航空機メーカーがわざわざ中古機を販売するのでしょうか。