若い人は知らない?「湘南色」の横須賀線車両を復刻! さらに行先表示は字幕式
アンケートで「推しの」カラーを尋ねました。
9年間のピンチヒッター色
JR東日本の横浜支社は2024年3月2日(土)、同社の鎌倉車両センター(神奈川県鎌倉市)で、「E217リバイバルシリーズ 旧カラー撮影会」を開催します。これは横須賀線および総武線快速で使われるE217系電車の帯を、かつてのカラーに復刻し撮影できるイベントです。1月は、新製時に採用された「旧カラー」での撮影会が行われました。
今回は、2006(平成18)年3月より3編成にのみ施された「湘南色」を復刻。まさに東海道線の色です。湘南色のE217系は、国鉄型113系電車を置き換えていた当時、車両運用の都合上ピンチヒッターとして横須賀線から転属し、2015(平成27)年3月まで東京~熱海間でのみ運行されました。車両設備の点から、湘南新宿ラインや伊東線への乗り入れはありませんでした。
使用車両はY101編成(増1号車)で、車両前面帯と片側側面の上下帯のみが復刻されます。展示場所は台検庫内(屋内)です。主催側指定の列車種別と行先表示が設定されるほか、側面の表示器は字幕式に変更されます。
撮影会は午前9時20分から3回実施され、それぞれの募集人員は25人です。参加代金は税込み1万2000円。申し込みはJR東日本のショッピングサイト「JRE MALL横浜支社ショップ」で、本日2024年2月21日(水)正午より受け付けます。
同社のイベント担当者は1月12日、公式X(旧Twitter)で「推しのE217系の塗装を教えて下さい!」と題したアンケートを実施。選択肢に「現在の塗装」「新製時の塗装」(前回の撮影会で披露)「湘南色」(今回の撮影会で披露)を提示すると、計1万2000以上の投票がありました。最も多かったのは「湘南色」で、46.9%でした。
【了】
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