直進できない!! 都内有数の「クセ者踏切」大変貌へ! 鉄道高架化とともに「踏切クランク」改良事業スタート
そして待っているお巡りさん……。
西武新宿線の高架化とともに「クランク線形」解消へ
東京都建設局は2024年3月6日、補助第229号線(下石神井)の事業について国から都市計画事業の認可を取得し、事業に着手すると発表しました。
補助229号線は、練馬駅方面から青梅街道を斜めに結ぶ「千川通り」のことで、この事業では西武新宿線と交差する踏切前後の区間を改築します。同日に西武新宿線の高架化(井荻ー西武柳沢)も事業認可され、この踏切も解消されるメドが立ちましたが、それとは別に道路の線形改良も行われます。
千川通りはこの西武新宿線の踏切前後で、道がクランク上になっています。千川通りを直進するには、左折して踏切を渡り、すぐ右折する必要がありますが、日中(7~20時)のあいだ右折禁止となっており進めません。さらに、この踏切は南北に井草通り(補助132号線)が交わっており、こちらも渋滞します。
事業を通じ、千川通りを直線化してクランク形状を解消し、練馬方面~青梅街道方面を常時直進可能に。このほか前後区間を無電柱化し、防災性を向上させる計画です。
事業期間は2040年度まで。西武新宿線の高架化が2037年度までとされているため、現時点では、完成はそれより後になる見込みです。
【了】
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