「免許失効しちゃった!」実は6か月以内ならなんとかなる 完全アウトを回避する方法とは

3年以内なら場合によっては救済措置も

 しかし、6か月以上を経てしまうと、さすがに完全に免許失効になってしまいます。1年以内であれば、大型免許、中型免許、準中型免許または普通免許を所持していた人は仮免許証からスタートとなります。

 ただ、例外も存在しており、3年以内であれば、条件によっては更新が可能です。海外赴任、入院など社会の慣習上または業務の遂行上やむを得ない用務が生じた場合は、特例として再発行が認められます。その場合、その事情を証明する書類、診断書などが必要となるほか、70歳以上の人は、高齢者講習終了証明書も提出する必要があります。

 ちなみに、「特定失効者」および、病気等で一時取り消し処分を受けた「特定取消者」を合算した人は、2022(令和4)年度に全国で25万386人いたそう。前述したカメラマンも「失効者が多く、再交付のために列ができていました」と話します。面倒な手続きを避けるためにも、更新期間は確認しておいた方がいいかもしれません。

【了】

【最初は木の札だった!】これが、昔の運転免許証です(写真)

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。