「ここにモノレールが通るのか…」 “新町田街道”ついに市街へ直結! 結局どんなルートで町田駅までモノレール延伸?
いまはまだ「どこ通るの」状態
ただ、新町田街道から離れる桜美林大学から多摩センターまでは「Z」の字を描くように複雑なルートが想定されているうえ、丘陵部を越えることもあり、モノレールの導入空間と思しきスペースは、ほとんど見られません。町田市街地側も、導入空間とされる駅前の「原町田大通り」のほかに広い道はなく、新町田街道以外はほぼ「どこにモノレールが通るの?」という状態なのです。
そもそも、モノレールの町田延伸はまだ正式には事業化されていません。町田市によると、既存道路の拡幅も含めた全線の導入空間は都市計画上は決定しているものの、その姿が見えてくるのは、まだまだこれからという状況です。
ただ、町田からモノレールの延伸ルートをたどっていると、「ここか!」というのが一気に見えてくるところがあります。それは、都道156号線の多摩市内に入ってから。突如として道幅が広がり、中央分離帯が広く取られた空間がそのまま多摩センターまで2kmほど続き、やがてモノレールの軌道桁が現れてきます。
多摩市内でこの通りは「多摩モノレール通り」の名で呼ばれますが、実はすでに町田市境まで、モノレールを導入できそうな空間が確保されているのです。
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