そう来たか! E653系「上沼垂色」への塗装完了 “顔”の雰囲気ちがうのはなぜ?

ブラックフェイス改め…。

運行初日は「いなほ3号」から

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「上沼垂色」へ塗装変更されたE653系電車。秋田総合車両センターにて(画像:JR東日本 新潟支社)。

 JR東日本の新潟支社が2024年4月4日、信越本線などの特急「しらゆき」「いなほ」として使われるE653系電車(H202編成:4両編成)について、「上沼垂(かみぬったり)色」への塗装が完了したと公式facebookに投稿しました。営業運行は4月21日(日)からの予定です。

 上沼垂色とは、上沼垂運転区(現:新潟車両センター)に所属していた国鉄型485系特急形電車に用いられていたデザインで、1988(昭和63)年から2014(平成26)年まで、「北越」「雷鳥」「いなほ」といった新潟駅を発着する特急列車で見られました。

 装いを新たにしたH202編成は、運転台の下の塗装が白色に。もともとは黒色だったので斬新な印象を受け、これにはSNSでも「ブラックフェイスじゃない!」といった声が多く聞かれています。なお運行前日には撮影会が開催されますが、その際は車両前頭に、往年の特急シンボルマークが取り付けられる予定です。

 運行区間は新潟~上越妙高・新井間、新潟~酒田間。初日は「いなほ3号」として、新潟10時48分発→酒田13時01分着のダイヤから走行します。

【了】

往年の485系「上沼垂色」(写真)

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