「旅客機の整備」昼と夜でやることは違う? ANA整備士の回答は… 「夜の駐機場」での激レアイベントで

色んな意味で貴重でした。

ボーイング787-9「JA839A」を全方向から

 ANA(全日空)が2024年4月27日に、新たな撮影イベント「夜の飛行機撮影会in羽田空港SPOT」を開催しました。ここではANA現役整備士が、昼と夜の航空機整備の違いを、29名の参加者に向け紹介しています。

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夜の飛行機撮影会in羽田空港SPOT(乗りものニュース編集部撮影)。

「昼間の整備は便と便のあいだに行う『便間整備』、フライト時間や回数により、部品交換などを行う『定例整備』を行います。一方で夜間は『定例整備』のほか、不具合が起きた際、乗員さんからもらった情報をもとに、チームで不具合の修理を行う『不具合修理』などを行う運用が一般的です」(ANAの整備士)

 イベントは普段は立ち入ることが許されない制限エリアである羽田空港の駐機場で、間近を通る運航便の姿や、夜景などをバックにした航空機を撮影できるという内容。被写体の飛行機は、ボーイング787-9国際線仕様機「JA839A」で、360度全方向から機体を撮影可能なイベントとなりました。

 このほか、イベントでは今回の被写体機である787の特徴の解説なども盛り込まれています。

【了】

【写真】ユニーク? 「787のコクピット窓」の秘密

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