地下鉄東西線「混雑と遅延解消の切り札」ついに使用開始へ!“昭和の駅”にピカピカの新ホームが出現

線路切り替えは計3回も

 南砂町駅工事の最終完成までに、線路切り替えは計3回予定されており、第1回は2024年5月10日の終電後から5月13日の初電までの期間に行われます。

 この切り替えでは、中野方面行きの線路を現位置から南側に切り替え、分岐器(ポイント)なども新設するほか、事前に敷設した新設ホームの線路を本線に接続します。改札機や券売機の移設、出入口の変更も伴う大きな変更となります。5月7日時点では、新たなホームはほぼ完成しており、切り替えを待つのみといった状況でした。

 南砂町駅は1969年に開業し、駅構内は「昭和」の雰囲気が漂っています。そのなかにできた真新しいホームは非常に新鮮です。現在は中野方面と西船橋方面に向かう乗客は同じホームを利用することになりますが、今後は動線も分離されます。

 ただし、東京メトロによると工事の最終完成時期は2027年度を目標としていたものの、遅れる可能性があるとのこと。工期は今後精査していくとしています。

 南砂町以外でも、東西線の大規模改良工事として飯田橋~九段下間の折り返し設備整備、茅場町駅のホーム延伸が進められています。これら改良工事はコロナ禍の影響などを受け、一部が縮小・休止されましたが、輸送改善は着々と進んでいるようです。

【了】

【画像】ついに出現!これが東西線「南砂町駅の新ホーム」です

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