日米で新型ミサイル開発が決定 極超音速ミサイルを迎撃するため 役割分担なども合意

日本はどの部位を担当?

日本はロケットエンジンや推進部分を担当

 防衛省は2024年5月15日、極超音速兵器を迎撃できる滑空段階迎撃用誘導弾(Glide Phase Interceptor:GPI)を日米共同で開発すると発表しました。

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GPIを発射するイメージ(画像:レイセオン)。

 GPIは、音速の5倍以上の速度で飛行する極超音速ミサイルを迎撃するための防衛システムです。ミサイル技術の飛躍的な向上に伴い登場しました。

 極超音速ミサイルは、弾道ミサイルと違い飛行中に軌道の変更ができるため迎撃が困難ですが、GPIは、同兵器が複雑な軌道を取る滑空段階で迎撃することを目標としています。

 防衛省は「近年、我が国周辺では極超音速兵器等のミサイル関連技術が飛躍的に向上し、質及び量ともに著しく強化される中、これらに対する迎撃能力の強化が喫緊の課題である」としています。ロシアはすでに空中発射型の「キンジャール」と艦艇発射型の「ツィルコン」をウクライナの戦場で使っています。また、中国も地上発射型の配備を進めているとされており、北朝鮮でも極超音速ミサイルの開発が進んでいます。

 アメリカ国防総省によると、日本はロケットエンジンと推進部分の部品開発を主導するとのことです。

 共同開発は2030年代の完了を目指しています。なお、総費用は30億ドルを超える見込みで、日本はそのうち10億ドルを負担するとのことです。

【了】

【迎撃困難!】これが、ウクライナで発見された極超音速ミサイルの残がいです(写真)

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