「この景色は他にないッ!!」 西武Gから譲り受けたケーブルカーと絶景 思いっきり変えちゃった!?

富士急グループの箱根進出、その端緒となったのが、十国峠ケーブルカーの譲渡です。富士急の経営となって以降、山頂にはある施設が。その絶景はリピーターを生んでいるようです。

スゴイ風景!! 堤康次郎はこれを見たか?

「魅力は何といってもロケーションです。『この景色は(ほかに)ない!』と、皆さん口を揃えます」。THE GLAMPING 箱根十国峠の担当者はこう話すと、トレーラーハウスの屋上へ案内してくれました。そこへ上がってみると「確かにスゴイ!」と漏らさずにはいられない光景が。

 360度のパノラマ、その270度くらいが海です。東には熱海、初島、遠く伊豆大島などを望み、西は夜景が美しいという沼津の市街地越しに駿河湾が広がります。本当は目の前にそびえているはずの富士山が曇って見えなかったのが惜しまれます。

 この十国峠ケーブルカーは、箱根と熱海を結ぶ県道熱海箱根峠線の途上にあり、伊東方面へ通じる尾根道の有料道路「伊豆スカイライン」の入口でもあります。ケーブルカーの開業は1956(昭和31)ですが、その県道のルーツは戦前の1932(昭和7)年に開通した駿豆鉄道(現・伊豆箱根鉄道)の自動車専用道です。

 西武グループを築き上げた堤康次郎は、かなり早い時期から、この風景に眼をつけていたのかもしれません。

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トレーラーハウスの屋上から。富士山は曇に隠れて見えず(乗りものニュース編集部撮影)。

 ただ、そうした古い観光地だけあって、施設はどこも経年劣化が目立っています。十国峠は富士急の経営になって以降、グランピング施設を置き、レストハウスや山頂駅に富士急グループの色を打ち出してはいるものの、抜本的な改修には至っていません。富士急グループとは無関係ですが、すぐ近くの伊豆スカイラインには、廃墟化したドライブインなども残っているほどです。

 富士急が新たに進出した箱根と、もともと事業エリアだった熱海をつなぐ十国峠を拠点に、エリア全体を盛り上げられるか、期待がかかります。

【了】

【この風景スゲエぞ…!】これが富士急になった後の「山頂」です(写真)

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