海の「はやぶさ」に乗ってみた “妙に列車名っぽい船名”は昔から!? 新鋭船の実力とは?

青森~函館間を結ぶ青函フェリーは、ライバルの津軽海峡フェリーと競い合っていますが、近年、立て続けに新造船を投入しています。その新造船のひとつに乗ってみましたが、妙に「列車名っぽい」船ばかりなのです。

前代「はやぶさ」からの進化点は?

 発着点である函館港フェリーターミナルは、2014年に新築された建物で青函フェリー専用。北海道バスも乗り入れます。JR五稜郭駅からは徒歩30分弱です。

 中型船なので、徒歩乗船は船尾の開口部からです。船内に入って階段を上がるとエントランスが見え、木目調の美しい空間デザインに、「七」をモチーフにした青函フェリーの社章が調和しています。五稜郭やおんこ(イチイの北海道での呼び方)の木がイラスト化され、装飾となっています。

 2014年就航の「はやぶさ」より個室が導入され、「ステートルーム」と名付けられています。運賃2200~2700円+個室料金6500円で使用できる部屋です。ベッド2台(2人用)と2段ベッド(4人用)のタイプがありますが、料金は同額。予約時にどちらかを選ぶことはできません。利用人数などを鑑み、青函フェリー側で調整しているとのことです。

 筆者(安藤昌季:乗りものライター)は2人用の「ステートルーム」を利用しました。室内構成は洗面所、テレビを備えたベッドルーム、ソファですが、空気清浄機やお洒落な照明が増えるなど、「はやぶさ」より高級感を増しています。ベッドはやや固めですが、快適でした。

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4人用の「ステートルーム」(安藤昌季撮影)。

 4人用の「ステートルーム」も見せてもらいました。角にL字形のソファを備えた部屋と、テーブル+座椅子4脚を備えた部屋の2種類があります。どちらも室内は広く、解放感がありました。こちらも照明や空気清浄機が備わります。

 2等室はカーペット室と椅子席の2クラスが存在します。カーペット室は壁沿いに枕が設置された設備で、カーペット上でゴロゴロと横になれます。テレビがあるほか、コンセントが多めに設置されているのは便利です。入口に荷物置き場もあります。

【写真】「はやぶさII」の個室ほか、船内をイッキ見!

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