台風で「道路通行止めの可能性がある」→なぜ止めない? 鉄道は「止めます」 ビミョーな表現のカラクリ

道路の通行規制やアンダーパスの浸水。いつもの道でも気付きにくい道路状況は、どのように決まり、どこで調べるとわかるのか。わかりにくい状況を一刀両断します。運転すべきか、中止すべきか。運転者としての判断の幅が広がります。

浸水しやすいアンダーパスは、ハザードマップで一目でわかる

 運転者が運転計画を立てるときは、この「通行止めの可能性がある区間」を避けることが重要ですが、ほかにも注意しておくことがあります。それは、雨量規制がすべての道路で定めれているわけではない、ということです。

 高速走行を想定する高速道路では雨量規制が全線で定められています。この基準値は各高速道路会社のウェブサイトで確認することができます。しかし一般道では、大雨によって土砂崩落の可能性がある区間などでは、道路案内標識などで表示されていることがありますが、それ以外の区間には基準値はありません。基本的には著しい危険が予想される場合に、警察が随時、現場の交通規制を行う形です。

 そのため大型連休中の規制や、旅行で知らない場所にいる場合は「通行止めの可能性がある区間」以外にも注意を払う必要があります。例えば、冠水の可能性があるアンダーパス部などです。

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アンダーパス部の道路冠水予測箇所の中には、片側2車線の幹線道路の一部も含まれている。写真は新宿区内を走る国道20号新宿御苑トンネル(中島みなみ撮影)。

 国土交通省は、「道路冠水注意箇所マップ」を公表しています。これは『道路防災情報WEBマップ(道路に関するハザードマップ)』のポータルサイトからリンクする国土交通省の北海道開発局と沖縄総合事務所、全国8つの地方整備局のウェブサイトに掲載されており、国道以外の都道府県道、市区町村道も含んでいます。ポイントをクリックすると、アンダーパスの現場写真と地図、その場所を管理する道路管理者などがわかります。

 このマップに示されたアンダーパスは、ポンプなどの排水能力を超えて冠水し、安全な道路交通の確保ができない可能性のある箇所です。冠水箇所ができると、実質的に通行できなくなるので、こうしたアンダーパスのポイントを知っておくだけでも、被災の可能性は低くなります。

【最新版】高速道の「通行止めするかも!」区間(地図で見る)】

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