「東京メトロで一番混む路線」もう東西線じゃない!? 利用者が“急に激増した”意外な路線とは

日比谷線の混雑緩和対策どうなる?

 さらに、六本木駅至近の「六本木五丁目西地区」では超大型の再開発が計画されているほか、築地でも築地市場の跡地を対象に、約5万人を収容するスタジアムを中心とした大型複合開発が行われる予定です。
 
 混雑路線として悪名高かった東西線では、南砂町駅のホーム増設、飯田橋~九段下間の折り返し設備整備、茅場町駅のホーム延伸など、混雑緩和を主目的とした大規模改良工事が進められています。また、有楽町線から分岐する豊洲~住吉間が開業すれば、途中の東陽町駅で接続することで旅客が分散され、更なる混雑緩和が見込まれます。

 前年度1位の南北線でも、6両編成から8両編成へ車両の増結が進められていますが、日比谷線では輸送力増強は検討されているのでしょうか。

 東京メトロは、日比谷線の混雑緩和について「今後の利用状況を踏まえ、適切な輸送力の設定を検討していきます」と話します。今後も混雑率が高い状況が続くようであれば、何らかの手が打たれる可能性があります。

【了】

【画像】意外!これが最新の「東京メトロで最も混雑する路線」です

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コメント

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1件のコメント

  1. THライナーを作ったのも意味あったね。
    結果的に先手先手でコロナ明けの利用者増を見込んでいた形になった。先見の明があったとも言えよう。