東名・新東名「ダブル通行止め」範囲さらに拡大か 台風10号で鉄道も運休 影響長引く東海地方
東海道線も止まっています。
東名・新東名で「通行止め」
2024年8月28日10時30分現在、台風10号の影響により、東名・新東名高速で通行止めが発生しています。
両路線の通行止めは昨夜から徐々に始まり、現在は以下の区間で通行止めとなっています。
・東名高速:静岡-豊川
・新東名高速:新静岡-新城
・引佐連絡路:浜松いなさJCT-三ケ日JCT
また、浜松いなさJCTから北上する三遠南信道も鳳来峡ICまで通行止めです。現時点で東名の清水IC-静岡IC間も通行止めの可能性が発表されており、今後も範囲が広がる可能性があります。
これに伴い並行する国道1号バイパスなどでは混雑が発生しているほか、特に国道420号など愛知・静岡県境の山間部で通行止めの路線が多くあります。
NEXCO中日本は、中央道への広域的な迂回の検討を呼び掛けています。
今回の通行止めは大雨が大きく影響しています。静岡県西部などでは現時点で24時間降水量が200mmを超えている地点が多々あります。
NEXCO中日本によると、雨が止んだ後でも土砂流入などの災害発生の恐れがあることから、通行止め解除までには、一定の無降雨を確認したのち、道路の点検、警察機関と路面等の安全を確認したうえで、再度、無降雨が続くことを確認する必要があるとしています。
鉄道も運転見合わせが
なお、鉄道は東海道新幹線は運行していますが、在来線は東海道線の富士-豊橋間や飯田線の一部などで運転を見合わせています。うち静岡-豊橋間については、終日で運転を見合わせる可能性もあるとしています。
東海道新幹線についてJR東海は、「8月30日-31日にかけての一定期間、全線もしくは一部区間で、計画運休や長時間にわたる運転見合わせ等を実施する可能性」があるとしており、運行への影響が長引く可能性があります。
【了】
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