ココ機内ですか!? 「個室ビジネスクラス」導入に名古屋便復活も キャセイの“攻めっぷり”がスゴイ!
コロナ禍が明け攻めのビジネス展開を
B777-300ERだけでなく、キャセイは2025年、B777-9型機に新型のファーストクラスを導入する計画を立てています。2026年には、既存のA330型機を改良し、新たな客室とフルフラットベッドのビジネスクラスを導入する予定です。さらにA330-900型機30機を購入し、2028年からアジア各都市を中心に運航させるなど、コロナ禍が明けて攻めの姿勢でビジネスを展開していくようです。
機内サービスも強化されます。ビジネスクラスとダイヤモンド会員を対象に機内Wi-Fiを無料提供するほか、『ミシュラン』の星を獲得している中華料理店「Duddell’s」やフランス料理店「Louise」などと提携し、上質なダイニングサービスを展開予定です。
また、2024年10月28日(月)からは名古屋~香港線の午前便を、4年8か月ぶりに週3便で再開させ、名古屋からは台北経由を含み週17便が就航することになります。まさにこちらもコロナ禍が明けたことを印象付けるものでしょう。
ところでイベントでは、「エッグタルト」という香港らしいスイーツが提供されたほか、イタリアのエスプレッソコーヒーブランド「illy」の本格コーヒーや、イギリスの高級紅茶ブランド「JING Tea」、キャセイ特製のクラフトビール「Betsy」などが振る舞われました。また、アメニティとして配布される「bamford」というブランドのクリームを使ってのハンドマッサージや、キャセイのグッズを売るショップもお披露目されました。
円安で海外旅行がしにくい状況ではありますが、香港は日本から距離も近く航空券代も抑えやすい地です。それもあってか、イベントには海外旅行に関心がある大勢の人々が訪れていました。
【了】
Writer: 武田信晃
新聞記者、編集者として勤務した後、フリーランスのジャーナリストとして独立。香港と日本の政治・経済、社会などを中心取材するほか、国内外で行われているスポーツについても取材・執筆をしている。
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