最初で最後! 茨城のローカル線で夜行列車を運行へ 「バカ停」した車内で1泊

夜食と朝食がつきます。

解散後はフリー乗車券で散策も可

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引退せまるキハ205(画像:ひたちなか海浜鉄道)。

 茨城県ひたちなか市で鉄道を運行するひたちなか海浜鉄道は、2024年10月19日(土)と26日(土)、1泊2日で夜行列車を運行します。これはいばらき観光キャンペーン推進協議会が協賛するもので、最初で最後のことだそう。

 車両には引退間近のディーゼルカー、キハ205が使われます。行程は以下の通りです。

●初日
勝田17時15分→阿字ヶ浦→那珂湊→【車内で「みなとのたこめし」弁当の夕食】→勝田→那珂湊→那珂湊車両基地【夜間撮影会(約1時間)】→那珂湊(バカ停)→那珂湊22時頃→【駅前の日の出屋食堂でもつ煮込みの夜食】→勝田

●2日目
那珂湊(バカ停:消灯)→始発列車運行開始前の貸切運行→阿字ヶ浦→勝田→阿字ヶ浦【軽朝食など・キハ222特別見学】→7時30分頃解散

 車内では1人2席が利用可能。初日の勝田駅発車後は、吉田社長がキハ205の思い出を語るほか、最初の「バカ停」時は停車中の車内で、運転台乗車体験やオルゴール演奏、車内アナウンス、ドア開閉を体験できます。なお「バカ停」とは、長時間停車することを指す俗称です。解散後は、1日フリー乗車券で沿線を自由に散策できます。

 参加代金は大人・子ども同額で2万5000円。募集人数は22人です。申し込みは読売旅行のウェブサイトで、出発1日前の午前0時まで受け付けています。

【了】

【写真】そこで寝るの!? 夜行列車の過ごし方

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