ロシア戦車に「ミサイル直撃」 上空から捉えた映像が公開 正確な射撃で決着は “一瞬”
まだミサイルの在庫はあるようです。
「ジャベリン」発射から命中までの様子をドローンが捉える
ウクライナ国防省は2024年10月1日、対戦車ミサイル「ジャベリン」を使用してロシア軍の戦車「T-72B3」を撃破する様子を映像で公開しました。
ジャベリンは、歩兵ひとりで携行・射撃が可能な肩撃ち式の対戦車ミサイルです。最大有効射程は三脚を用いた場合は4000m、今回のように歩兵が肩撃ちする場合は2500mとされています。
発射後は、ミサイルが自ら目標を追尾するため、誘導し続ける必要はなく、すぐ退避できる、いわゆる「撃ちっ放し」が可能です。また、戦車の装甲が比較的薄い上方を狙える「トップアタック機能」もあります。
公開された映像では、ジャベリンを担いだ歩兵が引き金を引くと、射出されたミサイルが林の向こう側にいるロシア戦車に向かい、数秒後に命中しています。戦闘の一部始終は、ドローンが上空から捉えており、歩兵とロシア戦車の距離も確認できます。
ロシア軍が全面侵攻を開始した当初、ジャベリンはウクライナを守護する「聖ジャベリン」としてインターネットミームにもなっています。SNSで発信される情報は、攻撃の成功例のみであることは留意する必要がありますが、現在も戦果をあげているようです。
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