“何もない?”いや、かなり便利じゃないか… 東海道新幹線「岐阜羽島」その恐るべきポテンシャル
しばしば、“何もない”などと言われる東海道新幹線の岐阜羽島駅。実際どうなのでしょうか。今後、さらなる“大化け”の可能性を秘めています。
おい「コストコ」あるじゃないか!
岐阜羽島駅前はビジネスホテルが集中しているほか、主要なレンタカー事務所も駅の目の前にあります。コンビニも近く、決して“何もない”場所ではないように思ったといいます。
「何より、名神高速の岐阜羽島ICが近くなので、クルマの利便性がいいです。そのICの前には『コストコ』があるんですよ。他にも大型商業施設があって、“何もない”の先入観は完全に覆りました」――男性はこう話します。
岐阜県唯一のコストコ“岐阜羽島倉庫店”は2015年にオープン。2021年には、岐阜羽島駅前の地価も初めて上昇に転じたというニュースが話題になりました。駅周辺では土地区画整理が完了し、住宅地としても注目されているそうです。
こうしたクルマの利便性の高さから、岐阜羽島駅で待ち合わせて、クルマで東海北陸道方面のレジャーへ向かうといった利用法もあると聞きます。そして近く、この利便性は一気に高められる見込みです。
2026年度には東海環状道の岐阜・三重県境の未開通部が完成する予定です。これにより名神高速と新名神・伊勢湾岸道が直結すると、岐阜羽島は三重県側へのアクセス性が飛躍的に高まります。ここから伊勢や大阪、和歌山方面へ向かう人も出てくるかもしれません。
ただ、SNSでは従来から名古屋のサブターミナル的な利用をしている人も少なくないのか、「岐阜羽島が発展しすぎると困る」といった声も見られます。
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