「日本発の新ジャンル航空機」実現なるか!? 社長「みんなが買える」新型機の全容とは?

「小型機の軽自動車版」とも呼ばれる新ジャンルの航空機「LSA」。この開発に取り組む日本の企業があります。どのようなスペックなのでしょうか。

世界で相次ぎ導入「小型機の軽自動車版」制度

 新潟県燕市に本社を置く株式会社ATRヤマトが、現在開発中のLSA(軽量スポーツ航空機)である「ACR-3-A160」の試作機を、燕三条市で開催された「燕三条ものづくりメッセ」の会場で展示しました。同社は国内でいち早く「LSA」の開発・設計を進めてきた企業で、もし実用化されれば、日本の航空産業にとって大きな一歩となります。

Large 20241101 01
「ACR-3-A160」の試作機(細谷泰正撮影)。

 LSAは、欧米をはじめ今や世界で普及が進んでいる新たなカテゴリーの小型航空機で、それに伴い操縦するための免許制度も新設されることから、「小型機の軽自動車版」とも呼ばれています。

 LSAでは、機体の規模を小型軽量に限定することで従来の航空機とは異なる型式の認証制度に沿って新型機を生み出します。さらにLSAに限定して簡略化した免許制度を操縦士と整備士の双方に導入することで、従来よりも手軽に小型機を導入・運用できるようにするという仕組みです。結果として航空機市場の活性化、航空従事者の人数の底上げといった効果が期待できます。

 各国ではこうした制度が導入されて10年以上が経過し、多くの新型機の出現とともに航空従事者数の増加を実現させており、この制度のメリットが実績として認識されるようになりました。

 一方で残念ながら、日本では2024年現在、限定的にLSAの飛行が許可されることになったものの、関連した免許制度は導入されていません。これは、航空の分野で主要国の中では日本だけが取り残されているという構図を作り出しています。

【写真】これが「日の丸新ジャンル飛行機」全貌です

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 「USB挿しっぱ」でクルマが“故障”する? 三菱公式の投稿にSNS騒然 「一体ナゼ?」「これマジで起きるよ」
  2. 海自潜水艦 アメリカ海軍の“歴戦の揚陸艦”を標的に魚雷発射! 実弾演習で巨大な水柱があがる瞬間を公開
  3. 都市に迫るロシア軍の「弾道ミサイル」が“空中で木っ端みじん”になる瞬間をウクライナ軍が公開 追尾から撃墜まで詳細に
  4. バス運転士「辞めないで」 東京都が“給与の手当”を10年間補助! 独自の定着支援で「路線廃止」を防ぐ
  5. 海自「イージス艦の相棒」が火を噴いた!ミサイル発射の瞬間を防衛省が公開 “強力な防空能力”を持つ汎用護衛艦
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 航行中の護衛艦「かが」の周辺に「巨大な海洋生物」が出現! 艦艇勤務ならではの光景を海自公式が公開