「日本発の新ジャンル航空機」実現なるか!? 社長「みんなが買える」新型機の全容とは?

「小型機の軽自動車版」とも呼ばれる新ジャンルの航空機「LSA」。この開発に取り組む日本の企業があります。どのようなスペックなのでしょうか。

日本発「小型機の軽自動車版」どんなスペック?

 今回、ATRヤマトが公開した機体は総重量450kgで2人乗り、搭載するエンジンは80馬力の小型低出力なものとなっています。ただ、それゆえに巡航速度は160km/h、使用可能な滑走路の長さは300m以下、航続距離は400km以上というスペックが想定されています。なお、同機は欧米をはじめとするLSA制度を本格的に導入している国々の規格を満たしており、欧米市場への輸出を目指しています。

 ATRヤマトの吉田宗玄社長はこの機体のコンセプトとして、「空を楽しみともに学べる最初の入門機。みんなが買えるフレンドリーな飛行機」と説明してくれました。

 海外市場においては、日本製品の信頼性と品質の高さには定評があります。円安も輸出企業にとっては追い風でしょう。この機体が成功し日本の航空機産業復活の起爆剤になればと願うのは筆者(細谷泰正:航空評論家/元AOPA JAPAN理事)だけではないはずです。

【了】

【写真】これが「日の丸新ジャンル飛行機」全貌です

Writer:

航空評論家、各国の航空行政、航空機研究が専門。日本オーナーパイロット協会(AOPA-JAPAN)元理事

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