“中国のステルス戦闘機”初めて空対空ミサイルを撃つ鮮明な画像が確認される!米軍のものよりも優れる?
確認される中では最初の鮮明なミサイル発射画像。
ステルス機用に開発された空対空ミサイル
中国軍用機研究家のアンドレアス・ルプレヒト氏は2024年11月27日、ミサイルを発射する中国人民解放空軍のJ-20の画像が、同機向けに開発された空対空ミサイルPL-10を発射する様子を鮮明にとらえた初めてのものであるとの見解を示しました。
元々この画像は、11月中旬に中国のSNSで人民解放空軍が公式に投稿したものです。画像では、機体右側のウエポンベイが開き、ミサイルが発射される様子が分かります。
PL-10は、J-20のようなレーダーに映らないステルス性を維持するため、ウエポンベイ内に収納することを想定した赤外線誘導式の対空ミサイルです。ヘルメットマウントディスプレイでパイロットが標的を追尾する方向へ向くとロックオンする形式となっています。
ヘルメットマウントディスプレイでロックするシステムは、アメリカ空軍や航空自衛隊が使用するF-35「ライトニング II」も備えていますが、発射されるミサイルの性能は、アメリカ軍のAIM-9X「サイドワインダー」より優れているといわれています。
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