派兵の見返り? 北朝鮮に“新しい戦闘機”ロシアが移譲の可能性 ほかにも要求中?

北朝鮮軍の中ではかなりの最新鋭機。

北朝鮮としてはかなり貴重な戦力?

 ウクライナ侵攻でロシアを支援している北朝鮮が、派兵の見返りとしてMiG-29とSu-27戦闘機の移譲を要求していると2024年12月7日、アメリカのメディアで報じられました。

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現状、北朝鮮空軍で一番新しいといわれているMiG-29の保有数は20機に満たないと言われている(画像:アメリカ空軍)。

 MiG-29とSu-27は、両方とも旧式の戦闘機ですが、今回のロシアによるウクライナ侵攻でもロシア軍とウクライナ軍の両軍が使用しており、前線でも現役です。さらに、旧式のMiG-21が保有数で一番多いといわれている朝鮮人民軍空軍(北朝鮮空軍)にとっては、かなり強力な戦力となります。

 なお、サミュエル・パパロ米インド太平洋軍司令官によると、見返りとして望んでいるものは戦闘機だけではないようで、弾道ミサイルや潜水艦の技術のほか、防空システムの提供なども求めているそうです。

 北朝鮮はロシアの要請を受け、特殊部隊「暴風軍団」含む約1万2000人をウクライナの戦場へ派遣しているといわれています。

【了】

【画像】ほ、ホントに? これが北朝鮮空軍で運用されている機体です

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