全国に存在した「人力鉄道」 復活運転中
超レアな人車軌道に今でも乗れる場所が
そんなとうの昔に消えた人車軌道に、現在でも期間限定で乗れる場所があります。
宮城県北部にある松山町(現大崎市)は、町の中心部が東北本線の松山町駅から2kmほど離れていました。そのため1922(大正11)年、町の中心と駅を結ぶ松山人車軌道が開業します。
この松山人車軌道はわずか10年ほどで廃止されてしまいましたが、そのとき走っていた車両のレプリカが年に1回、松山町御本丸公園で「コスモス祭り」が開催される期間のみ運行されており、乗車が可能なのです(片道200円)。
2014年の運行は9月6日から10月5日の土休日、10時~15時(昼休憩あり、雨天中止)の予定。「リーンリーン」という鈴の音とともに、ゴロゴロと走る人車にのんびり乗ってみるもの楽しいものです。
ちなみに松山人車軌道で使われていた実物の車両が、さいたま市の鉄道博物館で展示されています。
【お問い合わせ先】大崎市松山観光協会(松山総合支所産業振興課内) 0229-55-2114
【了】
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