2015年度、JR東海管内で起きる「時代」の終わり

JR東海は、2015年3月1日に武豊線の電化開業を実施すると発表しました。これにより、JR東海管内で国鉄の残り香が大きく薄れます。

愛知県で初の路線が再びの開業

 JR東海は愛知県内、知多半島を走る武豊線(大府~武豊)について、電気で動く電車が走れるよう、架線を設置するなどの作業を進めており、2015年3月1日からその使用を開始すると発表しました。

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2011年10月時点での武豊駅。線路上空に車両へ電気を供給する架線がない。停車しているのは軽油で走るディーゼルカーのキハ25形(恵 知仁撮影)。

 この「電化開業」によってJR東海は、大府駅で接続する東海道本線と同じ電車を武豊線でも使えるようになるため、より利便性の高いダイヤ設定、車両の効率的な運用が可能になるとしています。また現在、武豊線ではディーゼルエンジンで動く気動車が使われていますが、それが電車になることによりCO2排出量が年間2900トン少なくなり(従来比約57%減)、環境負荷が低減されるとしています。

 JR東海では武豊線が電化開業する2015年3月1日の午前7時頃、沿線自治体とJR東海の関係者を招いて大府駅武豊線ホームで出発式を実施する予定です。

 ちなみに武豊線は、愛知県内で最初に建設された鉄道路線です。東京と神戸を結ぶ現在の東海道本線を建設するにあたり、その資材を武豊港から内陸へ輸送するために誕生したからです。

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