冬に暑い鉄道の暖房、その設定温度は? 人海戦術で苦情に対応した路線も
温度調整、切り札は職員の人海戦術
「私たちが行った試みは、職員をモニターとして利用する方法です」(横浜市営地下鉄運転課)
ワンマン運転で車掌が乗務していないため、本部からの指令によってコントロールされている横浜市営地下鉄のエアコン。しかし温度に関する苦情が多く、そこで考えだされたのが、市営地下鉄を利用する職員を朝夕の通勤時にモニターとして活用することでした。
具体的には地下鉄に乗った職員が、その車内について「暑い」「寒い」といった情報を司令所に伝え、それを司令所は当該列車へ連絡。運転士が空調を操作する、という流れです。
また昼間の時間帯も職員が業務で地下鉄に乗車した際、同様に「人体温度センサー」として活躍します。「いつ導入されたかわからない」(同課)と言うほど、以前から採用されていたこのシステム。非常に原始的ながら「快適」と好評を博していましたが、残念ながら現在は様々な事情によって実施されていないそうです。
なかなか抜本的な解決方法が見つからない車内温度の問題。「永遠に解決しないのか!」と嘆くあなたに、耳寄りな情報をひとつ。空調を管理する乗務員が大事にしているのが、意外にも視覚なんだとか。車掌の目の前でパタパタとうちわで扇いで「暑い助けてくれ」という表情をすれば調整してくれる可能性もある、とのことです。
【了】
7月24日夜のことです。新宿から千葉行きのホームライナーの乗りました。津田沼駅で下車しようとしたらドアが開かなくて降りられませんでした。仕方なく稲毛まで行き、帰ってきましたが、津田沼駅では何のフォロウもなかったです。ホームライナー券の払い戻しもミスの反省もなく、怒っています。